今夜もおやす眠眠打破

工藤遥さんフォーエバーラブという気持ちでハロプロ関係の現場日記や関係ないことまでつらつら書きたいと思います。

10/15-16 Morning musume’16 live concert in Taipei②

 

 

こんばんはるか♩

 

「書かなければいけないもの」がたまりにたまっています。

 

これはね、逆にいいかもしれない。

熟成させてるわけ。あのとき、あの瞬間では、未完成だったものを。

 

食べ物の表現でおいしそうなものといえば

「生」

「熟成」

じゃないでしょうか。

 

生ビール、生キャラメル、熟成ビーフ。

ほら、おいしそうでしょう?

 

書き物も、食べ物も、作るのに手間がかかるけど、

「こと」を済ますのは一瞬というところで共通点があるように

似ているものだと思います。

 

熟成させた台北日記。

とうとう公演編をお楽しみ頂けると幸いです。

 

 

―――――――――――――

 

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台北公演当日は、朝からグッズ列に並びました。

すごい人数の列。

それも意外と日本から以外の方も多かったです。

 

でもどうしてもあのダサすぎて逆にカッコイイ台北限定Tシャツが欲しかったので、並ぶほか仕方ありません。

 

最近は入場してからグッズを買うことが多かったので

こんなに並んだのは久しぶりだったかも。

私が並んでいた場所も前後ともに、現地の方だったので、ソワソワしていました。

 

というのも、

「現地のヲタクと交流したい!」というのが、海外公演参戦にあたって小さな楽しみだったので、こういう暇な時間をつかってお話しできたらなぁとソワソワしていたのです。

 

ですが、当方、そんなにコミュニケーションに積極性があるタイプでもなく。

いつ、どのタイミングで話しかけていいものか。

そしてそもそも、わたしは中国語が話せないし。

 

でも、やっぱりお話してみたかったので、

こう、無駄に伸びをしたり、後ろを振り返ってみたり

話しかけやすいようにやわらかい表情をしてみたり。

(これ、今考えると一人でニヤニヤしているだけで気持ち悪いな。よけい話しかけにくそう。)

目を合わせようとしてみたりした結果。

 

バッチーーーン!

 

目があったんです。後ろにならんでいた女の子と。

 

「日本語話せますか?」と尋ねてみると

「話せます」と、イントネーションもバッチリで答えてくれました。

私は中国語が話せないからなぁ、と思ってってモジモジしていた自分は「話せんのか~い(髭男爵ワインカッチーン音)」と心の中でツッコミを入れつつ

 

「あの、もしよければ、これいりませんか?」とモーニング娘。のシングルCDに付属しているトレカを差し出しました。(そう、話題提供としてトレカを日本から持ってきていたのです)

 

その子は、戸惑いながらも10期メンバーがお気に入りであることを教えてくれました。

 

わたしは「じゃあ、好きなやつ取って下さい」と伝えると

その女の子は喜んで10期メンバーのトレカをスッスッと抜いて、貰ってくれました。

 

こうして、現地のヲタクとの交流もできて良かったです!

 

(が、10期メンバーのトレカは、わたしのお気に入りである工藤遥ちゃんも含まれます。自分があげるよ、と言ったくせに、工藤遥ちゃんのトレカもしっかりゴッソリ抜かれていくようすを見て結構へこみました。し、その様子を見て、そんなことを考えていた私は、なんて自分は心が狭い人間なんだと気付かされました。工藤遥ちゃん…ハルちゃん…大切にしてもらってね)

 

 

さて、そんなこんなしてるうちにグッズは買い終わり。

いったんホテルに戻って着替えなどを済ませ、夜を迎えました。

 

 入場列にもたくさんの人がいました。

非公式と思われるペンライトを販売している人がいたり。文化の違いを感じながら待ちます。

 

入場列でも後ろで待っていた方と、一緒にお話して待つことができました。

その方は、日本から来られた方とのこと。

 

スマートフォンで写真を見ながら、ひとりでお店の小籠包全種類頼んで、上の人に「食べきれますか?」と確認された話や、日本と違う電車やタクシーの話。とにかくいろいろ。

 

どれもおもしろかったのですが

その中でもホテルの話がハイライトだと個人的に思っていて。

「これはホテルの写真!隠れ家みたいでいいでしょ?」と見せてもらったホテルの写真はフロントが無くて、内装がかなりファンシー。

「シャワーはすりガラスだから透けて見えちゃうんだけど、たまにはいいよね」とかなんとか言って気にいってらしたんですが。

 

「いや、それ、ラブホじゃねーか!」というツッコミを心の中でせざるをえませんでした。

そうしてラブホ泊おじさんと仲良く入場しました。

 

台湾公演はオールフラットのライブハウスのような場所で、

vipチケットと一般チケットがあり、

vipチケットは、整理番号が1~300

そのあとに一般チケットが1~800くらいだったかな? 続いていきます。

 

わたしは、一般の真ん中らへんで見たのですが。

入場して感じたのは

「・・・・・・・・全然見えないwwwwww」

でした。俗に言うクソ番でした。

今まで6年?とかヲタクしてますが、わたしのヲタク史上最も視界の悪い公演でしたね。笑

 

でも、この番号のチケット。日本から、台湾のサイトで購入したもの。

中国語が全く読めないわたしが、翻訳サイトでひとつひとつ確認しながら自力で確保して現地のコンビニで発券した、特別に思い入れのあるチケット。

現地で発券うまくいかなかったらどうしようとか、どこかで手順を間違えていて買えてなかったらどうしようとか、正直不安でいっぱいのまま台湾にやってきて、やっと手にできたチケット(なんせ一人で行ってるので頼れる人がいない)。

 

会場の真ん中で、フラットの床を踏みしめながら

「ああ、いま、あれだけ苦労してつかみ取った権利がわたしをここに立たせているんだ」と思うと、わたしはいつの間にか、クソみたいな視界に絶望することを忘れて、むしろその場所にいることに対しての誇りや少しの優越感すら持っていました。

 

そして、公演が始まります。

会場のボルテージは最高潮。

メンバーが登場する前、宣伝がてら(?)

泡沫のミュージックビデオが流れたりしたのですが

その時点で、映像相手に全力のコールをするヲタクたち。笑

 

こんなに楽しんでいいのか!笑 といきなり思ったというか、

それくらい声を出せて緊張がほぐれました。

 

セットリストは今やっているツアー(MY VISION)をベースにしたもので、

そこに盛り上がる曲や定番曲を追加したものでした。

 

う~ん。過酷!笑

脳みそ筋肉になるかと思うようなパワフルなセットリストでした。

 

とくに

「 泡沫」からの「みかん」は、かなり「まじ?!!?!?!?!」って感じで驚きました!!!

 

驚きとパワフル、エネルギッシュでいっぱいの  汗がほとばしる

画通り、みずみずしいコンサートでした!笑

 

ハルちゃんのライブパフォーマンスを見るのは福岡公演ぶりだったのですが

福岡公演なみにゼーゼーハーハーなってるハルちゃん(HPはゼロ、気力で乗り切る気迫を感じる)を見て

また感動しました。

 

ハルちゃんの全力のパフォーマンスは、他の誰も真似できないし、心を打ちます。

 

し、か、も、台湾でも一番かわいかったよ♡♡♡

 

敵なしの女!完全勝利無敗無敵美少女工藤遥ちゃん!

 

 

そして、アンコール。

 

実はアンコールでは台湾のファンの方達によるサプライズが用意されていて、

その内容は、事前に配布されたペンライトを掲げながら「友」を歌うというもの。

 

その時が来て、みんな続々と赤いペンライトを点灯します。

 

「あしているんだ  ずっとなかまだろ」

「やがてとしおいて しらがになったとしても」

「やさしくいれるさ ずっとなかまだろ」

「ときにきびしくしかってくれるだろう」

「わかりあえるはず ずっとなかまだし」

「さいしょからぜんぶうまくいかなくたって」

「じぶんをしんじて うんめいかんじて」

「ときのながれにのみこまれないように」

「ハロー ハロー さあはじめよう」

 

「あいしているんだ ずっとなかまだろ」

………

 

 

みんなで、同じ歌を声を揃えて歌いました。

学生時代恥ずかしくて校歌は大声で歌えなかったことを少し思い出しながら

精一杯声を出して、歌詞の意味を噛み締めて歌います。

 

隣にいる人も全然知らない台湾の人だけど、

男も女も、国籍も違っても、

同じ歌を知ってて、同じ「モーニング娘。」が好きで。

なんて奇跡なんだろうと心が震えました。

 

みんな、愛してるし、みんな仲間。

 

台湾の会場でみんなが「日本語で」歌ってくれることに感動しました。

 

みんな同じ気持ち(モーニング娘。の台北公演が最高だったという気持ち)になったって時点で

その会場は、もうこの世界中で一番グローバルであり、ホットな場所だったんですが

 

「日本語」という共通のツールに歩み寄って来てくれたところに感動したというか。

 

そういう、すこしの具体的な「歩み寄る気持ち」が、

わたしたちをつないでくれているよなぁって学びました。

 

そして「友」、本当にいい曲です。

 

 

「「愛しているんだずっと仲間だろ」」

 

と、モーニング娘。のメンバーがアカペラで歌いながら登場しました。

 

それは、最後のピースがハマった瞬間でした。

 

最高潮までジワジワ〜っと登りつめていた最高の気持ちが

最後のピースがハマった瞬間、溢れ出しました。

 

そこから始まったEC1「雨の星では愛せないだろう?」

 

メンバーたちが一人づつ、歌い、歌詞を伝えてくれます。

なんか、そのとき、「あ、これって今。この瞬間。言葉を超えてコミュニケーションが通じ合った瞬間だな」って思いました。

 

そして、雨ふらは最後、中国語バージョンへと繋がります。

 

これは、モーニング娘。が台湾の人に向けての「歩み寄った小さな具体的な思いやり」の気持ち。

 

小さな相手の気持ちに歩み寄るっていう具体的な行動が、

異文化で暮らす人々のこころを繋ぐんだなって感じました。

 

真っ赤なあったかいハートのペンライトにつつまれた

綺麗なモーニング娘。の笑顔。

 

あの空間にいれたことを、心より光栄に思います。

 

名現場でした。

 

 

 

この、サプライズ企画、ほんとうにしっかり準備されてたもので

入場前に、スタッフの方に席番号を伝えると一人一つずつ

「ペンライト・扇子・説明の紙」をもらえるようになっていて、

 

説明の紙には、企画の内容と友の歌詞。

中国語と日本語と英語で書かれていました。

 

ああ〜わたしにとっても特別な公演だったけど、

台湾の方達も、ほんとうに心待ちにしていたものなんだなぁって

綿密に準備されたサプライズ企画を知って、感激しました。

 

し、そういう感激した人が多くいたから

こんな今までになかったような特別なサプライズが実現したんですね。

 

 

素敵な気持ちにたくさん気付けました。

 

 

すべてを、「ハルちゃんのおかげ」に繋げるのはあんまり好きではないんですが。

(ハルちゃんにすべてを押しつけるのはどうかと思うから)

 

それでも、やっぱり

「ハルちゃん、台湾に連れて来てくれてありがとう!」って思う台湾遠征でした。

 

 

ハルちゃんとの思い出は、すべてが一番で宝物だけど、

これも、一段と輝く宝石の一つ。

 

ありがとう^^

 

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おやす眠眠打破☆~⌒☆