工藤遥ちゃんの卒業
工藤遥ちゃんが半年後、モーニング娘。を卒業することになりました。
これは、推しメンがグループを卒業することになったアイドルヲタクによる手記です。
それ以上でも以下でもなく、自分が感じたことをなるべくそのまま記録しておきたいと思いました。なので、まとまりもなく、よくわからないです。
人様に見せるものではないのですが。こっそり。
今日は、待ちに待ったモーニング娘。の京都公演。
個人的に春ツアーとしては、横浜、静岡、金沢、京都の4か所め。
京都でモーニング娘。がコンサートを行うのは13年ぶりだそうです!地方公演はあったかくて大好きです。
改築されたピカピカのホールは、段差もあって見やすくて、
さらに、私の席は久しぶりのド中央ということもあり、とにかくみやすかったです。
いつも通りのコンサートでした。
いつものタイミングで右手を掲げて、この曲は振りコピ、この曲は地蔵双眼鏡。
場数をこなすごとに自然と確立した自分ルールで、いつも通り楽しいコンサートでした。
それにしても工藤遥のSONGSはえろい。この曲を汗だくのタイミング、しかも露出面積の広い衣装でパフォーマンスしてくれることに感謝。とか、ふと浮かぶ邪念までいつも通りだった。今度、春ツアーエロいタイミングランキングでもまとめてみようかな。ジョークです。
アンコールあけ。ふくちゃんから
「ここで、工藤遥よりご報告があります」
「? またなにか番組に出るとかかな。」と思った。
「わたし工藤遥は、この秋に行われる秋ツアーをもってモーニング娘。およびハロー!プロジェクトを卒業します。」
何を言ってるのかわからなかった。
ハルちゃんはそのあと、
お芝居が好きになり、女優をめざしたいけどモーニング娘。の活動との両立が物理的に難しいということや、メンバーと同じ方向を向いて活動できないことに対して失礼だなと思ったということを続けた。
頭が、気持ちが、真っ白になる。言葉も出ないし、涙も出なかった。
「え?」
という気持ちだった。
理解できないままに、最後の曲が始まって、
ハルちゃんはメンバーに囲まれてくしゃくしゃの顔になっていた。
そういうの、「みたくないんだよ。」と小さく口からこぼれた。
「まだ、卒業はちがうくない?
だってモーニング娘。を知ってもらうためにお芝居頑張るんじゃなかったの?
ハルちゃんはモーニング娘。やめちゃえるの?
好きじゃなかったの?
ハルちゃんにとってのモーニング娘。ってなんだったの?
お芝居ってそんなに楽しいの?
本当に好きなの?なんで?」
いろんな言葉が脳の中で行き来する。
言葉たちはすべての語尾に、はてなマークや小さな苛立ちのマークをつけていた。
ハルちゃんが卒業する。「そういうんじゃない…」って何回も思った。何回もつぶやいた。誰とも話したくなかった。会場を出て、しゃがみこんだ。タオルに顔をうずめると、初めて涙が出た。
おかしいとおもった。やるせない気持ちになった。納得がいかなかった。
ハルちゃんの卒業する理由があまりにも真っすぐで、正当で、彼女らしくて、かっこよくて、正直、文句の付けどころがない完璧なものだったからだ。
道の真ん中でへたりこんで、途方に暮れた。
友達がいてくれてよかった。支離滅裂な言葉をたくさん吐きました。
すべてのモヤモヤが、やりきれない思いが
ハルちゃんのまっすぐな決断に論破される。
ハルちゃんにとってのこの決断は、どう考えたって、ベスト。
誇らしく思います。
でも…
言葉が選べません。
ハルちゃんは昼公演の最後の言葉に「秋までよろしくねー!☆」と言っていました。
おいおいと思うわけです。涙
ハルちゃんは今日までいっぱい考えてきたかもしれないけど
僕らはいま聞いたとこやねんでと。そんなあっさり言わないでと。
すれ違うヲタクが卒業公演はどこでやりたいとかの話や、他のメンバーの方が先に辞めると思ってた~などと具体的な話をしているのが耳に入り、
「いや、そういうんじゃないやん。」と思った。
なんかいろんなヲタクのいろんな感想すべてに「そうじゃないやん」と思った。
今思うと、世のすべてを否定することで、モヤモヤのモヤモヤとした部分をせめてまっすぐ切ってやろうとしていたのだろうか。
みんなにとって「工藤遥」って?
夜公演が始まった。
ハルちゃんは、いつも通りのパフォーマンス。身体が覚えているんだろう。
笑顔だったけど、それは笑顔ではなかった。
少し元気がなくて、申し訳なさそうに、儚げに、口角をあげている感じだった。
ハルちゃんと私は同じ表情をしていた。
「なんて言えばわからない」。そういうかお。
ハルちゃんも、複雑な気持ちなんだなと思った。
こういうとき、器用にやりすごせないところが人間らしくて好きになったんだよなって思ったりした。
今日は、すっごく大きな日で、それは、少しつらい日。
ハルちゃんと同じ時間に同じ空間で、同じ気持ちになっている。
現場に来るってこういうことだったなあって思いだしたりした。
Loving you foreverの歌詞に思わず涙ぐむハルちゃん。
う~ん。。
アンコールでは、「はるかコール」が起こった。
オレンジ色のサイリウムはあたたかくて、電熱ストーブを連想させた。
「はるか」という名前が好きだし、「オレンジ」色も好きだと思った。
アンコールに応えて出てきたハルちゃんは
さっきまでの表情と一転、
その光景をしっかり見、グッと噛みしめるような表情をしていた。
「あ。卒業ってこういうことなんだ」と初めて実感した。
ヲタクが「はるか」と言って、ハルちゃんが答える。
コミュニケーションが成立している。一致。
受け止め合って、場が成立していた。
私はモーニング娘。が大好きです。
モーニング娘。は私の青春で、
ゴールテープが見えちゃった。
ハルちゃんの卒業の話、冷静に考えましたが、
やっぱりどう考えても最高です。
なんにも間違ってないし、正しい!すごい。
かっこいい!
(ハルちゃんが卒業するまでに、もっと素敵な褒め方ができるようになるね。ごめんね。笑)
今までもこれからも、工藤遥ちゃんが好き。
顔がどちゃくそかわいくて、全力で生きている工藤遥ちゃんが好き。
彼女が好きだから、どこにだって行けるし、少々の無理ができちゃう!それだけです。
時間は、全然ないと思います。
やれることをやります。
卒業したら、髪を伸ばしたりするんだろうか^^
そういう気持ちになるくらいには、切り替わりました。笑
公式のコメントなどを見て、「ハルちゃんだなあ」ってふふってなりました。
やっぱハルちゃんは、ハルちゃんだよなー!
おわり。ねむい!